新しい携帯

先日（１６日）、三宮で携帯を新機種に変更しました。
いやね。このところ、前の携帯がやたら早くバッテリー消耗するようになったのよ。
一度は新しい電池パック買って、それで間に合わせたんだけど、それから半年しかもたなかったな。
携帯アプリやネット接続など、消費電力の大きいことをしてるわけでもないのに、とにかくすぐ電池が少なくなる。
毎日、夕方から朝まで充電しても、昼頃にはすでにバッテリーが点滅したり。
おまけに充電器も故障して、最近はずっとＰＣのＵＳＢから充電していた。つまり、夜じゅうずっとＰＣつけっぱなし、というわけ。これじゃあ電気代がもったいないことこの上ない。
でもまあ、考えてみればこの携帯も、教師を辞めた年の夏から使ってたから、かれこれ４年以上になる。
そろそろ寿命ってことかな、と思うようになったわけです。

そんでたまたま、月曜日は仕事（川柳講座）で神戸駅に出てて、ごはんの後ぶらぶらと三宮まで歩いたのよね。
電気店や書店をひやかして、そろそろ帰ろうかな、と思ったとき、ふとケータイショップが目に入った。
新機種かあ……。ささやかながら、自分への誕生日プレゼントにしようかな。
で、いろいろと見ているうちに、心が決まった、というわけです。

今回私が選んだのは、これ。ミュージック＆おサイフケータイです。
何でこれにしたかっていうと、実際に持ってみて一番しっくりきたから。
他の機種にもそれぞれいい点はあったんだけど、ちょっと重いなあとか、こんなに機能いらないよとか、いろいろありましてね。
手続きしてみたら、結構ポイントがたまっていることが判明。おかげでかなり安く機種変更できました。ラッキー☆
前の携帯の電話帳データを移してもらい、３０分ほどで手続きも完了。いやー、簡単にできちゃうもんですね。

しかし実際に使ってみて、いろいろと困惑することも。
まず、前の機種とメールやウェブへのアクセスボタンの位置が逆なんだよね。カメラのレンズの位置も違うし。
文字変換のキーは一緒だけど、記号入力キーは、一度使ったらいちいち解除しなきゃならないし。
それに自動変換機能が充実しすぎて、要らない言葉までくっついてくるし。おかげで、変な変換になったり、入力もやたらと間違って仕方ない。毎日の川柳を携帯で考えている私にとって、誤変換は致命的なので非常に困る。
まあでも、これは慣れればすぐにできるようになるでしょう。
これはとにもかくにも日々努力、であります。

実は一番手間がかかったのは、「ミュージックケータイ」として使うための準備だった。
まずは着うたをいくつかダウンロード。本体だけでは、たくさん曲を取り込むにはメモリが足りないけど、ミニＳＤカードを入れて、これも解決（だけどＳＤって結構高いのね……）。
どうせなら、今ＰＣに入れてある曲なんかも、これで聴きたい。そうすれば、ケータイだけでミュージックプレーヤーは要らなくなる。
携帯の説明書を読むと、ＳＤにデータを移動させれば可能らしい。しかし、そのためにはカードリーダーライターなる代物が要ると判明。で、いろいろ検討した結果、オンラインショップでこれを購入することに。
富士通のポイントとニフティのポイントを活用して、２０００円くらい割引になったけど、それでも結構高かったな。結局、携帯本体よりも、周辺機器＆ＳＤカードが高くついたわけです。ははは。

さて、リーダーライターは、ネットショップだから１週間くらいはかかるかなと思っていたら、何ともう今日届いた。
早いに越したことはないから、さっそくＰＣに接続し、セットアップして、データを移行させてみた。うん、いけるいける。いいぞー！
しかしいざケータイで再生しようとすると、「不正な形式です」……えぇ？何で？！
再び携帯の説明書を読むと、実は携帯では、ＭＰ３データは再生できないのだった。「iTunesでAAC形式に変換すれば再生可能です」……だから最初っからよく読めって。
実は私は、これまでiTunesではなくBeatJamでＣＤを取り込んでいた。もともとＰＣに入っていたんだけど、これ結構使いやすくて好きなのよね。
しかしBeatJamはAAC方式への変換機能はついていない。ということは、iTunesも要るってことか……（だからよく読めってゆーとんのに）。
うちのＰＣにはiTunesも入っている。というわけで、iTunesを起動させセットアップ。データをBeatJamから移動させて、入れたい曲をAAC方式に変換した。
今度こそ！と、ＳＤカードに曲を書き込み、カードをケータイにセットして、音楽再生。……やった！できた！
あー疲れた。これで明日からは、ケータイ一個で音楽と一緒に遊べそうです。

しかしまぁ、何でもそうだけど、遊ぼうと思ったらいろいろと手間がかかるもんですなぁ。
ちなみに「おサイフケータイ」としての機能は、何度もアプリを起動させ、約款や説明を見てじっくり考えました。
この機能、実際に使うかどうかはわからないけど、とりあえず設定だけはしておきました。来週頭には登録も完了するでしょう。
あとはお金（３０００円以上５００００円まで）をチャージしさえすれば、自販機やコンビニ、ショップなどでおサイフとして活用できる。これは使えるお店の数が多くなったら、きっと使い甲斐があるでしょうね。

そんなわけで現在、新機種で必要なこと・やること・できることにあれこれ挑戦中の毎日です。
いやぁ、携帯って、いいオモチャですね……って、ちょっと違う？

１・１７

１月１７日、私の誕生日。
今日も私は早朝から働いていた。
震災のあった時間には駅に向かって歩いていたし、午前の仕事の後にはカルチャーの講師に変身。
帰りには印刷所で在宅入力の原稿を受け取り、今もまだ入力中。
一日中、働いて働いて。それで終わった誕生日。

この11年、この日神戸は「震災」一色だ。
仕方ない、と思いつつも、少しさみしい。
こんな日に生まれたら、誰にも祝ってもらえないような気がして。
震災があって、今の私がある。
それは十分わかっているのだけれど。

けれども、こんな日でも私にも「おめでとう」が届いた。
楽しいカード。ひとことメール。すれ違いざまのひとこと。FAX。留守番電話。
それぞれ形は違っても、みんな私に「おめでとう」と言ってくれる。
もう誕生日を素直に喜ぶような年でもないけれど、それでもやはりうれしい。

震災があったからこそ、今の私がある。
１・１７。おめでとう、私。そしてこれからもよろしく、私。

プーケット川柳・入選者発表

本日(12/26)未明、プーケット復興公募「川柳でプーケットを詠む」の入選者が発表されました。

　　　入選者の発表はこちら

投句総数９６０句。国内外から、非常に多数の皆様のご投句により、たいへん盛り上がり、復興委員会のみなさんも非常に喜んでおられました。ご投句くださった皆様、本当にありがとうございました。
これからもプーケットが、誰もが行きたいと思う、明るい地上の楽園で在り続けることを願ってやみません。今後のプーケットのますますの発展を祈念しております。

雪その後

えーと。
結局今日はちゃんと仕事ありました（笑）

営業さん曰く
「そりゃー今日はみんなちゃんとスノータイヤはいてるから」
……なるほど。そりゃそーだよねえ。何日もお休みってわけにはいかない。

しかし昨日は大変だったそうだ。
結局、雪がおさまった１１時過ぎから配送に向かい、最終はもう夜もいいところ……。
私たちが帰った後も、ずっと働きづめだったんだろう。
それで今日も朝はまた早いんだから、本当に大変なお仕事ですよね。
私みたいな事務、それも派遣の人間はお気楽だけどさ。

人は毎日何かを食べる。みんな、何らかの形でそれに関わっている。
野菜を作る人がいて、家畜を育てる人がいて、海産物を獲る人がいて。
缶詰やレトルトや乾物など、加工する人がいて。
それらの食材を買い付け、仕入れる人がいて。
仕入れた食材を各店舗や会社やホテルに配送する営業さんたちがいる。
その下には、私たちのように入力したり伝票を書いたりする人間がいて。
さらにその下には、入力のための機械を作る人や、メンテナンスをする人がいる。
そして営業さんたちが届けた先でも、商品はいろんな人の手を通る。
お店で食材を棚に並べる人、値段を付ける人、レシートを打つ人。
そして食材を買って、家で、あるいは料理店で作られる料理。
すべての料理は私たちの口に入るまで、いろんな人の手を通っているのだ。

朝も帰りも、歩道にはまだ雪が残っていた。
今年初めてのブーツで、滑らないように気を付けながら歩く。
今日も食事ができる。当たり前のようでありがたいこと。それを噛みしめながら。

明日はクリスマス・イブ。
特別なことは何もないけれど、ちょっとだけ贅沢な食事をするのも、いいかもしれない。

雪

いやー、雪ですよ、雪！
12月の神戸で、こんなに雪が降るなんて思いませんでした……。

のんきなこと言っておりますが、今朝は大変でした。
出勤時（午前５時半）は、寒さは厳しいものの空は晴れ、お月様がくっきり見えた（←ほとんど夜景）。
電車＋ライナーを降りて６時１０分、駅から会社へ。更衣室で着替えていつものように職場仲間と事務室に入る。
６時半、いつものように営業の人たちにあいさつして入力開始。
営業さんも次々集品し、伝票訂正を済ませて出かける準備して、早い人は８時頃にはもう出かける。
今日はいつもより調子よく、特に問題もなくスイスイと進むなぁ、と思っていたら……。
「お、降ってきた」
え？　雪？……わわわ。本当に降ってるよ！
いやー、年内に神戸で雪が見られるとはねぇ……。しかも、結構しっかり降ってるよ。これは週末は、ホワイトクリスマスになりそうだなー。
「いやぁ、こりゃー路面大丈夫かなあ……」
そっか。考えてみれば、営業のみんなはトラックであちこち回らなきゃならないんだ。雪なんか降ったら、高速道路はもちろん、六甲山とか摩耶山とか、ちょっと危険だよなあ……などと考えつつも、いつもどおりの業務をこなしていた。
と、午前９時過ぎ。突然課長が営業のみんなを呼んだ。
「今日は配送中止。みんな戻ってこい」……えええぇぇ！

外を見ると、雪は横殴りに吹雪いている。ムリもないか。確かに、この状況は相当危険だ。
午前９時半。続々と営業さんたちが戻ってきて、得意先に連絡している。
「すいません、ちょっと今日雪のせいで出られないんですよ。はい。……はい。橋渡れないですから……」
……ちょっと待て。これって、相当やばくない？
ライナー動いてるかなぁ。電車は大丈夫かな？　……無事に家に帰れるんだろーか。

結局、午前１０時半。いつもより３０分早く切り上げて、帰宅することにした。
ライナーの駅まで、いつもは公園の中を抜け陸橋を渡って行くが、タイル敷きの陸橋を歩くのは危険と判断。大通りを通って、うっすら積もった雪を踏みつつこわごわ歩く。
駅のホームは、いつもより人が多かった。どうやら用心のため間引き運転しているようだ。
ライナーは普段は自動運転だが、さすがに今日は運転士さんが運転している。あちこち、点検のため徐行したり停止したりしたが、何とか終点住吉までたどりついた。
ＪＲも思いっきり遅れまくってるようだ。よし。今日は歩いて帰ろう。
いつもなら早足で歩く道も、今日はゆっくりゆっくり、足元確認しつつ進む。帰りにスーパーに寄って、ようやく家に着いたときは、もう１２時を回っていた。
スニーカーにしみ込んだ雪水が冷たい。ジーンズの裾も雪まみれ。いやぁ、参った参った。

天気予報によると、明日も雪は降るようだ。
降らないにしても、溶けた雪のため路面凍結のおそれあり。
……こりゃぁ明日は仕事あるかなぁ？

木枯らし一号

ＮＨＫ杯、閉幕。興奮と感動の四日間が終わりました。はあ……（ため息）。
……えーと。初めてここにいらっしゃった方。ここは「川柳とつぶやきのサイト」でございます。スケートサイトではありません（笑）。
今日からまた平常営業（笑）に戻します。まだ頭の中は、武史や大ちゃんや信くん、章枝ちゃん友加里ちゃん美姫ちゃんたちで躍ってますが（笑）

今日は一日寒かったですね。昨日も冷たい雨が降ってはいましたが。
今までは電気毛布一枚でしのいでいたのですが、さすがに暖房入れましたよ。夕方を回ってとても堪えられなくなりました。
木枯らし一号。いよいよ本格的な冬の到来です。

しかし、今日の私の服装ときたら……。
　・アンダーシャツ（長袖。いわゆる「ババシャツ」）
　・白の綿セーター
　・茶色の冬用パンツスーツ
　・ダウンコート
　・ストッキング＋靴下＋スニーカー
　・手袋
ほとんど「どこの山へスキーに行くの？」と言いたくなるくらい着込んでましたね。
もっと寒くなったらどうするんだよ……。もう、カイロあちこちに貼るしかないかねぇ。
とにかく、見かけに似合わず暑さ寒さに弱い、軟弱者の私です、ハイ。

　

←昔描いた絵（ある意味自画像）

ボジョレヌーボー

プーケット復興川柳

プーケット復興川柳公募のお知らせです。

☆川柳公募「プーケットを詠む」

★募集期間： 2005年11月1日 〜 2005年12月5日（1ヶ月）
　　　　＊募集期間が延長になりました。

★テーマ：「プーケット」。お一人何句でも可（自作未発表のものに限る）。

★インターネットでのみの応募となります。 投句はこちら

★賞品
　　最優秀賞 プーケット3泊4日豪華ペア旅行- A&A提供
　　 その他、優秀賞、日本人会会長賞など、19本！
　　　サッカーの中田英寿さん、歌手の加藤登紀子さんからの特別賞もあります！

★当選者発表日： 2005年12月26日
　プーケット復興委員会ホームページ上にて当選者を発表いたします。
　また当選者には発表後、メールで直接お知らせいたします。

☆選者：渡辺美輪（川柳大学会員、同編集部ＨＰ担当）
　　　　　宮下 和司氏（プーケット日本人会会長）
　　　　　落越 宣夫 氏（アップルワールド）

＊お送りいただいた作品の著作権は、お送りいただいたかた本人に帰属します。
＊賞品の発送時期につきましては、ご本人に当選の報告とともにお知らせいたします。
＊川柳公募に関するご質問等は、こちらのＨＰのメールフォームからお問い合せください。

2004年12月26日。インド洋大津波は、周辺諸国に甚大な被害をもたらしました。
津波による家屋の倒壊。倒れた木々。家族を喪い、残された子供たちの虚ろな目。
地上の楽園と呼ばれた美しい島々の無惨な姿に、私たちは自然災害の恐ろしさを目の当たりにしました。

リゾート地として知られるタイのプーケットも、津波被災地の一つです。
被害の大きさはまちまちでしたが、災害から数日後には、ビーチもホテルも商店街も、着実に復旧へと向かっていたのです。

ところが、せっかく復旧した街に、観光客の姿はありませんでした。
それは「プーケットは津波で壊滅的打撃を受けた」という、ありもしない噂が広がっていたからです。
「どこもかしこも壊れた家ばかり」「商店街もホテルも軒並み閉鎖している」「とてもビーチには出られない」等々。実際にその地に行ってもいない人々の間で、実情とは程遠い「被害状況」がまことしやかに囁かれました。
そして、それから１０カ月。いまもプーケットは「風評による観光客の激減」という２次災害に見舞われています。一口に被災地といっても、被害は同じではありません。それなのに被害のひどいところも軽いところも、みな「被災地」として、一括りにされてしまうのです。

プーケットには、大勢の日本人の方々が暮らしておられます。その日本人会の方々が「少しでも多くの方にプーケットの現状を正しく知ってほしい」と思い、立ち上げたのが「プーケット復興委員会」です。
今回、川柳大学ＨＰを通じて、このプーケット復興委員会の方から「プーケット復興川柳」についてのお話が参りました。「川柳を通して元気になりたい、プーケットはこんなに元気だと伝えたい」という催しです。
本来、この話は時実新子先生の元に来たものですが、先生のご都合により私が選者をお引き受けすることとなりました。

私も10年前の阪神淡路大震災の際、川柳によって元気をもらい、立ち上がった一人です。
この「プーケット復興川柳」によって、一人でも多くの人々が、川柳を通じて元気になってくださいますように。

「川柳タッグマッチ」連載スタート

ついに、ついに始まってしまいました。
神戸新聞夕刊連載「川柳タッグマッチ　かづみＶＳみわ」。

……えーと。
「カラーだなんて聞いてなかった！」

……えーと。
「毎回こんなにでかでかと載るんかい！」

……えーと。

とりあえず、皆さま。
どうぞよろしくお付き合いくださいませ。

川柳タッグマッチ

えーと。ご報告です。
実は、神戸新聞での連載が決まりました。
題して「川柳タッグマッチ　かづみ×みわ」。
そう、徳道かづみと二人で作った川柳集『タッグマッチ』紙上版です。
今月５日スタート。毎週水曜夕刊掲載です（ただし毎月最終週はお休み）。
毎回二人が同じ題で、エッセー＆川柳で競い合います。

川柳仲間によると、すでに新聞でも予告があったそうです。
ここでも、もうちょっと早めにご報告してもよかったかな、と思ったのですが……。
地方新聞ですから、ネットに掲載されないと、関西以外の方々には読んでいただけないし。
（ネットに載るかどうかはまだ聞いていないので……）
気恥ずかしくもあるし、この先どうなるやらドキドキしておりまして。
あれやこれや考えすぎて、ちょっと二の足を踏んでいたのですが。

でも、もう十月に入ったことですし。
いよいよ来週にはスタートということですから、そろそろいいかな、と。
そういうわけで、「川柳タッグマッチ　かづみ×みわ」。
どうぞよろしくお願いしますm(_ _)m