アイスレジェンド2016

というわけでアイスレジェンドを見てきた美輪さんですおはようさん。ジュネーブはただいま朝の8時。今日はこれから夕方まで時間があるので、ゆっくり観光してから帰国の途に着く予定です。
その前に昨夜のショーの感想なんぞを認めてみましょう。例によって愛と独断と偏見とえこひいきたっぷりにお送りします。

ショーの構成とプログラムについては、明日にも日本でも放送がありますので、そちらでご確認ください。
また、私は基本的に動画は撮りません。私はカメラの腕は下手っぴいだし、機材もありません。それに、見に行くショーや試合は自分の目に焼き付けたいのです。そういうわけで、このブログには動画はありませんので、あしからずご了承ください。いち早く映像をご覧になりたい方は別のところでお探しくださいませ。

とりあえず感想をつらつらと。
ラトデニとヌグマノワたんは、とっても緊張してたんじゃないかなぁ。特にラトデニは、ジャンプにミスが出てひやっとしたけど、クリムキンイーグルからのステップは大人顔負けで、ひゅーひゅーきゃーきゃー言われて嬉しそうでした。
しかし今回のショー、リッツやら月の光やらバラ1やら仮面やら、なんかまおまおの曲多かったなぁ〜。特にちびっこたちは、演技全体がまおまおリスペクトのような感じがしたよ。

ブライアンの黒007は、3Aや4Tはさすがになかったけど、登場した時から物凄い歓声！＼(^o^)／ 途中でショートサイドのお客さんのところに行って客いじりしたりとかして、ジェームズボンドらしさは競技より増してたんではないかと＼(^o^)／

テッスコはsorryと黒カルメンとお祭りマンボといろいろ違うものを見せてくれて、特に黒カルメンは凄かった！彼らの本気を感じました。来シーズンに向けてもうトレーニングとかも本格的に取り組んでるんじゃないかな。

サラたんも素敵だったなあ。スピンで軸がぶれたりジャンプがパンクしたり、決してベストパフォーマンスではなかったけど、今は司会とかで忙しくてほとんど滑ることもしてないはずよね？会場内のお客さんたちも、サラたんを愛してやまない温かい雰囲気でした。なんかあのユーロを思い出したわ。

大ちゃんラクリモーサの感想を。
はじめ紹介Ｖが上のスクリーンに流れて、ランビがフランス語で紹介して、大ちゃんが日本語で「みなさんこんばんは、高橋大輔です。今回ステファンに呼んでもらって、このショーに参加することができて、すごく嬉しく思っています」てなこと言って、
それから英語で言ってる間は字幕が出てて、「僕はもう少しでホッケー選手になるところだった」みたいなこと言って、他のスケーターからツッコミ受けてました。

ラクリモーサ本編は、最初は歓声とか拍手とかで沸いていた場内が、だんだん音を立てるのも憚られるくらいに静かになっていって、ジャンプの時でさえも拍手より息を呑む雰囲気で、異世界に引き込まれていくような物凄い魔力がはたらいてました。

それなのに！ヽ(；▽；)ノ全部あのコラボで持って行かれちゃったよ！ヽ(；▽；)ノもう！ヽ(；▽；)ノ
とにかく！ヽ(；▽；)ノこんなのが見たいっていうコラボを超えたコラボなのよヽ(；▽；)ノ

最初にまおまおが黒衣装バラ1をメインで滑り、そこにラトデニやヌグマノワたんらが可愛く入り、ブライアンやイリヤがダサかっこよく入り、ヴォロトラとテッスコが大人の恋を演じ、、、
まおまおはね、バレリーナがそこにいた！＼(^o^)／ ちびっこたちは未来のスターを夢見て、テッスコやヴォロトラはカップルとして、サラたんやマリーさんは群舞にはもったいない雰囲気で、それぞれの美を見せて。それを挟んだプリマのまおまおがまたさらに美しくて。

そのバラ1からのカロリーナ月の光が！ヽ(；▽；)ノもう言葉にならないくらいに神々しくてヽ(；▽；)ノ

月の光のあとで、ランビがカロちゃんに迫ってカロちゃんとらぶらぶ。なんかもううっとりしちゃうくらいにお似合いで美しいカップル！だけどランビときたら、テッサには目移りするしターニャにまでよろめくし、カロちゃんも気が気じゃない。それでも2人の美しい滑りが、恋の幸せを具現化して素晴らしかった！＼(^o^)／

そこに大ちゃんが来てランビがついつい大ちゃんと遊び呆けてしまう。
しかし誘惑者大ちゃんのランビとの絡みは、軽い浮気なんてもんじゃ済まされないよ？目線とか腕のしなりとか女性以上に蠱惑的で、女性じゃないから余計に恐ろしくて、だからこそランビがグラグラきちゃうのも仕方ないかと思いつつも、これはやっぱり体育館裏案件で←
深く傷つくカロちゃんをランビが追いかけて、でもカロちゃんが去ってしまって氷上に倒れ打ちひしがれるランビで終了。ヽ(；▽；)ノ凄かった！ヽ(；▽；)ノ
とにかくカロちゃんが美しすぎてヽ(；▽；)ノなんでこんな美しい人がかなしみを背負わなきゃいけないのよ！ヽ(；▽；)ノ人生って理不尽だわ！ヽ(；▽；)ノだからランビ体育館裏に←

結論。
ステファンはしばらくそのまま氷の上で寝てなさい。

カロちゃんには本当に幸せになって欲しい。こんな優しくて美しい人が幸せになれなかったら世の中間違ってるよ。ランビと復縁しないかなぁ。でもランビ相手ではそれこそ気の休まる時がないかなぁ。

しかし後半も凄かった。イリヤも俺だってまだまだやれるぜ！と言わんばかりにジャンプ跳びまくるし、まおまおは蝶々さんフルバージョンだし、ランビのぽえ太もフルだし、テッスコ黒カルメンは鬼気迫ってたし、大ちゃんマンボはパーフェクトで大盛り上がりだし！

イリヤは体操のお兄さんか休日のパパかという普段着衣装は相変わらずで、動きひとつひとつが正しいコンパルソリーから生まれてるんだと感じられました。でっかいルッツが目の前で変な声出たw 大きなバタフライは反対側でカメラが邪魔してよく見えなくて残念だったわ〜。

カロリーナのボレロ素晴らしかった。怪しくも美しい妖艶な巫女がコケティッシュに氷上で舞い踊り、これは神様も陥落間違いなしだなと。

そう！ヴォロトラも凄かった！仮面舞踏会パーフェクト、ツイスト高くて綺麗！＼(^o^)／スローも完璧！＼(^o^)／ ジャンプもトランコフさん頑張ってこらえた！＼(^o^)／ でもあの衣装でチョンマゲはやっぱり変だよトランコフさん？

まおまおの蝶々さんは、3Aは2Aのステップアウトだし3Loはダブルだし、他にもジャンプがダブったりしてパーフェクトとは言えなかったけど、そこにかなしみをたたえた美しいマダムがいて不実な恋人を思っているのだと感じられる、美しい演技でした。

ランビのぽえ太は、ジャンプこそ昔のままではなかったけど、ポーズひとつひとつ、指先から目線までが物凄く美しくて、東京ワールドの時よりさらに胸に来るものがありました。最後のポーズを取った瞬間によろけてしまって、たははってなったのもまた愛嬌というか。
そうそう、ランビがぽえ太の後で、ちょっと長めのマイクパフォーマンスしたの。フランス語だからほとんど意味分からなかったけど、観客に感謝してるということはなんとなくわかった。途中で日本からもたくさん来たことに感謝してるみたいなこと言って日本語で「アリガトゴザイマス」って言ってた！

そこからテッスコの黒カルメン！ヽ(；▽；)ノ ひとつひとつがストーリーになってて、しかもテッサがめちゃかっこいいの！ヽ(；▽；)ノ そしてスコットの目の真剣なことと言ったら、まさに鬼気迫るものでした！ヽ(；▽；)ノ

そこからの大ちゃんマンボ！＼(^o^)／もう場内大騒ぎ大はしゃぎ！＼(^o^)／ ジャンプはもちろんクリーンだし、ステップはノリノリだし、手拍子と歓声と指笛でもうぐっちゃらぐっちゃら！＼(^o^)／みなさん！これ元は競技プロなんですよ！＼(^o^)／ 大ちゃんも全力で楽しんでました！

そしてそのままみんなでマンボに突入！＼(^o^)／クタクタへろへろ大ちゃんにお色気たっぷり衣装のテッサとカロちゃんが絡んできて、うぎやー！＼(^o^)／みんなで腰フリフリ＼(^o^)／ ヌグマノワたんとラトデニはちびっこだって踊れるさチームだし、テッスコは黒カルメンの後なのにノリノリマンボだし、ブライアンとイリヤは踊れないけど跳んでやるチームだし←
もうね！みんなでマンボ楽しすぎたよ！ヽ(；▽；)ノさすがにこれ毎回やったらみんなバテバテになっちゃうと思うけど、でもやってほしい！←

フィナーレもノリノリのまま、拍手と歓声とでわやくちゃ！＼(^o^)／お客さんどんどん足踏み鳴らして、熱狂のうちに終わりました。
終わった〜ヽ(；▽；)ノ楽しすぎ！ヽ(；▽；)ノもう最高！ヽ(；▽；)ノ

スケーターとスタッフの皆さんは、終わった後に上の奥のラウンジでパーティしてるみたい。生バンドの演奏が聴こえてきて、グラス持って談笑してる。スタッフさんが入口に立ってて、一般の人を入れないようにしてました。

ちょっとだけ気になったのは、スケーター入場口近くの氷で、そこらへんでみんなちょっとよろけたり軽くステップ外してたりしたので、そこだけ氷の状態が他の部分と違ってたのかな？ということ。みんなうまくごまかしてましたが。普段はホッケーの会場だから、ちょっと削れすぎて氷の状態良くないところがあったのかも。カロちゃんでさえつまずいてたしなぁ。でも、ミスがあるとかそんなことどうでもいい、本当に素晴らしいショーでした。
帰りたくないなんて言ってたら、トイレ行ってるうちに帰りの通路が塞がれてて通れなくなってたヽ(；▽；)ノ下に降りたら氷の上でディダクションついたよヽ(；▽；)ノ おまけに外は雨降ってるしヽ(；▽；)ノ

というわけで、興奮のうちに電車に乗ってホテルに帰ってきました。いや〜ビールが美味しいわぁ＼(^o^)／

以上、アイスレジェンドのレポとも言えないレポでした。ではでは〜。