いちおう川柳作家(笑)

というわけで昨日は四国への日帰り出張でぐったり疲れた美輪さんですこんにちは。
いや～、年中スケートばっかり見てるわけじゃない。いちおう川柳作家として、活動してるんですよ、これでも(笑)。

昨日は、四国の女性中間管理職を対象とした研修での講演。とりあえず事前に「川柳を作ってみてね」とお願いしておいたので、それをネタにまず講評と添削。それから川柳の歴史とか、中興の祖や六大家、新子先生の作品などを紹介した資料を元にちょびっとお話。そして実際にまた川柳を作ってもらって、今度は会場の方に選者をやってもらってミニ句会、と2時間にしては結構もりだくさんな内容でした。

しかし四国の女性のみなさま、真面目なのか控えめなのか、なかなか笑ってくださらない。おもしろいこと言ってるつもりなのにな～。うーむ、どうしよう……と思って、とうとうスケートネタを出してしまいました。「実はフィギュアスケートの追っかけをしていたら、テレビに映ってしまいまして……」で爆笑。……そうか、最初からこうすればよかったのか（←おぃ）。
もちろんちゃんと川柳に絡めましたよ。大ちゃんスケアメ優勝の1年後、同じスケアメで優勝した信くんに、大ちゃんのことを重ねて生まれた句を披露。

　　少年が青年になる神無月　美輪

句が生まれる瞬間ってのは不思議なもので、その時の感動がすぐに句になるとは限らない。むしろ冷却期間を置いて、ふとその時の感動が形になる……ということが多いです。この句はその好例でしょうね。
まぁそんなこんなで、それなりに研修員のみなさまにも楽しんでいただけたようですし。これを機会に川柳をしてみようかな、という方が、一人でも二人でも出てこられたら嬉しいです。

さて、本日はこれから神戸新聞年間賞表彰式。何しろ初の試みだということで、選者の私もですが主催の新聞社の側もドキドキソワソワの状態のようです。
しかしまた「講評」「講演」ですかぁ……ど、どうしようかな……(^_^;)。