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川柳つれづれblog

*毎日の川柳作品の他、大好きなフィギュアスケートやミステリ、本、映画、その他日々の出来事をつれづれなるままに……。

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ミス・マープル「パディントン発4時50分

NHK BS2のアガサ・クリスティー特集。
第5夜は「パディントン発4時50分発」です。

えーと。毎度毎度同じ感想ですみません。

頼むから、原作を壊さないでください!(T_T)

今回まず腹が立ったのは、ルーシー・アイネスバロウと彼女をめぐる恋模様。

……なんでここに若い刑事が絡むかね

それもミス・マープルの昔からの知り合いの若い刑事さん、ですか……(ーー;)。

おまけにマープルのブラックハンプトンでの滞在先が、この刑事さんの下宿ということになってるし。
この物語で一番魅力的なはずのスーパー家政婦・ルーシーは、ただきれいなだけのお人形さんに等しい役まわりだし。
かえって脇役のはずの刑事・トムが、めちゃめちゃ目立ってましたし……(イアン・ランキン。「検死医マッカラム」や「リーバス警部」やってた人ですよね……そりゃ目立つでしょう、うますぎる)。

さらに腹が立ったのは、セドリック。
何であいつが公務員なんだ!!!!(T_T)
やたらと若すぎて頼りないにーちゃんやなあ、と思ったら、こんなオチとは……(ーー;)。

まあさすがにこの話にまでレ○がからんでこなかったのはホッとしたけど、それにしても……うーーーーーーむ(ーー;)。
マルティーヌが生きていて、ブライアンの息子のアレグザンダーの友達の母親、っつーのも出来すぎだし。
彼女が過去にクラッケンソープ家の人々に対面していたというのも不自然だし(死体の確認で誰も彼女かどうかわからなかった)。
ハロルドがマルティーヌを昔レイプしたという設定も無意味だし。
アルフレッドの死因が毒殺というのも安易だし。

そして何より一番腹が立ったのは、ブライアン・イーストリーの人柄。

こんな女ったらし、ブライアンじゃな~~~い!!!(T△T)

おまけに最後の演出はなんですか。「事件の再現」をわざわざ汽車の中でやって、しかも隣り合わせの列車で目撃させて同時に2つの列車を非常ブレーキで止めるなんて、めちゃめちゃでしょう。
そこまで劇的にあおる必要がどこにあるんですか……?
「動機は愛です」なんて言っても……こんなの、むなしいですよ……あまりにも。



……ああ、くたびれた……(T_T)。
もうやだ……。私はやっぱり、新ミス・マープルはキライです。

明日はポワロさんの「ひらいたトランプ」。……たいして好きな話じゃないんだな~。うーん、立ち直れるだろうか……(ーー;)。

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「動機は愛だ」・・・寒(>_<)
ラストの演出は、ホントに何なんでしょうねぇ〜(-_-メ)

なるほど、あの方がイアン・ランキンさんでしたか。
確かに今回の主役でしたね(爆)
ルーシーが(×_×;)
見た目は百歩譲るとしても、やっていることが頭脳明晰な人のすることとはとても思えない(´ヘ`;)

ポワロ作品が、お口直しならぬ「お目直し」になればいいのですが・・・。

Commented on 2006/12/13 Wednesday 04:47:34

by Yuseum | コメント編集

Re:「動機は愛だ」・・・寒(>_<)
>Yuseumさん
ほんとーに、お寒い演出でした……(ーー;)。
まったく、あんな派手派手な家政婦、誰が雇いますかって。おまけに夜中に領地内を歩き回って死体を発見、なんて……(ーー;)。あんな女、トム刑事には似合わないわっ!(爆)

よくよく考えてみて気がつきました。どうして違和感が拭えないのか……。
推理小説(それもハードボイルド)マニアで行動的で、ずかずかと他人のお宅にいきなりお邪魔したり、立って物を食べたり、やたらと「愛」を強調したり感情的になったり……。
これって、まるで「ジェシカおばさん」そのもの!
いえね、ジェシカおばさんは嫌いじゃないですよ。でも、舞台が違うのよ、舞台が。
イギリスのマープルの田舎にジェシカおばさん。そりゃー違和感感じますわ。

さて今夜のポワロはどうでしょう……。もう、贅沢は言いません。せめてポワロさんがポワロさんらしくあれば、それでいいです。スーシェさん、お願いね。

Responsed on 2006/12/13 Wednesday 12:48:40

by 美輪@brownycat@管理者

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プロフィール
HN:
美輪@brownycat
性別:
女性
自己紹介:
1995年阪神淡路大震災に遭う。同年、時実新子に出合い川柳をはじめる。
「川柳大学」元会員、旧公式HP管理人。
ゆうゆう夢工房」会員。
雑誌「現代川柳」編集長。
KCC(神戸新聞文化センター)川柳教室講師、朝日カルチャー芦屋教室川柳講師。
2006年8月より神戸新聞川柳壇選者。
2007年秋よりコープこうべ通信講座川柳教室講師。
2009年4月より甲南カルチャーセンター川柳教室講師。

*神戸新聞2008/1/1~7掲載「源氏物語千年紀 川柳作家とゆく須磨・明石」はこちら

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