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川柳つれづれblog

*毎日の川柳作品の他、大好きなフィギュアスケートやミステリ、本、映画、その他日々の出来事をつれづれなるままに……。

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メールと電話、手書きの使い分け

手書きアイテムの基本は、紙と鉛筆。今回は、この「紙」の側から書いてみよう。
私が気になる「紙」は、ルーズリーフノートである。

ルーズリーフが普及しだしたのは、いつごろなのだろう。高校生の時、ある先生が「ルーズリーフはやめなさい」とおっしゃったから、そのころにはもう一般的だったのだと思う。

子供の頃、ノートは全部一冊一冊別々のものだった。
国語用のノートは縦書き用。漢字練習帳は別だった。原稿用紙のようなマス目と仕切り線があって、まっすぐ字が書けるようにマス目に十字の薄い線が入っていたっけ。
理科や算数のノートは横書き用。グラフは別に、グラフ用紙に書いてノートに貼りつける。音楽のノートは五線譜ノート。図工(美術)は絵を描けるように白紙のノート。
それぞれ少しずつサイズも違ったし、全部分けて、全部別々に使っていた。
少し大きくなって、普通の「大学ノート」と言われるノートですべてを代用するようになる。
国語は縦書き用に、向きを横にしたけれど、同じサイズのノートを持って行けば何の授業でも間に合う。それでもやはり、それぞれの科目ごとに、ノートは別々に使っていた。
中学、高校と進むにつれ、学校への持ち物は格段に増えた。教科書、ノート、辞書に参考書、問題集。カバンはパンパンに膨れ上がり、重みで腕が痛んだ。
それがルーズリーフの登場で、一気に荷物が減った。ノートに比べて軽い。かさばらない。どの授業にも使える。そういうわけでご多分にもれず私も愛用したものだ。

ルーズリーフを禁止した先生の気持ちはよくわかる。ルーズリーフは、どうも存在自体が軽すぎて「せっかくのメモをなくす」ということが多いからだ。せっかく書いた知識も、紙切れ一枚という感覚でその場限りのものになってしまう。まあ、きちんとファイルする癖があれば、そんなことは起こらないのだろうけど。
ノートはかさばるけれど、まず失くさない。それに「あれ?前に書いたことと違ってないかな?」と確認するとき、便利だ。だから知識をちゃんと「形として」残しておくためには、「ノート」の方がいいだろう。

ルーズリーフとノート。どちらにもそれぞれ利点はある。きちんと使い分けができれば、どちらであっても問題はない。
ちなみに私は現在もルーズリーフを愛用している。大会や句会はもちろん、新子先生の教室のノートもルーズリーフだ。
ただし前回・前々回の内容(自分の投句!)を忘れないために、過去分のノートのファイルも持って歩く。……これ、かえってかさばって重いんだよね〜。
私みたいなおっちょこちょいは、本当はノートの方がいいのかもね。

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無題
記事読ませて頂きました。ノートは高校時代で時が止まってしまったのを思い出します。しかし、看護学校において勉強する際にはルーズリーフはもってこいでしたね。「ノートだと最初と最後しか覚えない」と言われたこともありました。たまに順番を変えたりすることで随分と学びが増えたものです。最終的には分からないページのみを壁に貼り付けたり・・・昔のノートも嬉しい感覚がありましたが、”学ぶ”という点ではルーズリーフが勝っていると思います。

通りすがりでのコメント、お許し下さい。

Commented on 2004/12/10 Friday 18:59:48

by くろっぺ | コメント編集

無題
いえいえ、通りすがり大歓迎です。

そうですね、確かに「間違えたところのやり直し」や「順番の入れ替え」には、ルーズリーフはもってこいです。ちょっとワープロ(PC)での編集作業に似ているところがありますね。

まあ私の場合はとにかく「忘れっぽい」「落とし物が多い」「すぐにどこかに紛らせて失くす」というおっちょこちょいですから。その反省をこめての一文です。ハイ。

Commented on 2004/12/10 Friday 19:58:50

by 美輪@brownycat | コメント編集

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プロフィール
HN:
美輪@brownycat
性別:
女性
自己紹介:
1995年阪神淡路大震災に遭う。同年、時実新子に出合い川柳をはじめる。
「川柳大学」元会員、旧公式HP管理人。
ゆうゆう夢工房」会員。
雑誌「現代川柳」編集長。
KCC(神戸新聞文化センター)川柳教室講師、朝日カルチャー芦屋教室川柳講師。
2006年8月より神戸新聞川柳壇選者。
2007年秋よりコープこうべ通信講座川柳教室講師。
2009年4月より甲南カルチャーセンター川柳教室講師。

*神戸新聞2008/1/1~7掲載「源氏物語千年紀 川柳作家とゆく須磨・明石」はこちら

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