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川柳つれづれblog

*毎日の川柳作品の他、大好きなフィギュアスケートやミステリ、本、映画、その他日々の出来事をつれづれなるままに……。

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新子三回忌

3月10日。今日は新子先生の三回忌に当たる。
2007年3月、突然先生がいなくなってから、もう丸2年の月日が過ぎた。

新子先生がこの世にいないということが、いまだに私は信じられない。
私は先生のお墓にお参りに行こうとは思わない。だって、そこに先生がいるとは思えないんだもの。

川柳教室で生徒さんに、川柳について語っていると「あ、これは新子先生のおっしゃっていたことそのままだ」と感じることがしょっちゅうだ。
川柳をやっているかぎり、新子先生は私の近くにおられる。そう思う。

私が新子先生からもらったものは何だろう、と時々考える。
「川柳=心を伝える文芸」と思ったのは、間違いなく新子先生の影響だ。
自分の心を、自分の中にあるさまざまな思いを、五七五の形にする。気取りもなく、てらいもなく、あたりまえの思いをあたりまえに書く。たったそれだけのことが、なんと難しいことか。

新子先生がいなくなって丸2年。
今日も私は言葉を紡ぐ。そこにおられる先生に向けて、五七五の思いを投げ上げる。

  泣きながらひとつ覚えの五七五  美輪

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Re:新子三回忌
またこの季節になりましたね。早いものですね、三回忌とは。

美輪さんから、新子先生が亡くなった時のことを聞く度、あの時は東京ワールドを間近に控え、私はとても気持ちが高揚していて、美輪さん観戦に来られるの?と、心配したことを、びっくりするくらい鮮明に思い出します。
そうそう、みぞれが降ってたんです。

泣きやまぬ枯れない井戸持つ君のまなこ

Commented on 2009/03/11 Wednesday 18:37:10

by ニルギリ | コメント編集

Re:Re:新子三回忌
>ニルギリさん

>またこの季節になりましたね。早いものですね、三回忌とは。

ええ、本当に早いなあと思います。あれは寒い寒い三月、涙雨でした。
東京ワールド観戦を楽しみながらも、心のどこかが寒かった。少し無理していたのかなあ、と今になって思います。
それでも、あの時行って良かった。どこにいても、何をしていても、川柳をしているかぎり新子先生はそばにいる、と今は思えます。

  泣き止んで瞳の奥の青い空  美輪

Responsed on 2009/03/11 Wednesday 20:46:19

by 美輪@brownycat@管理者

Re:新子三回忌
もう2年になりますね。
美輪さんお話を読みこんなことを思い出しました。

大学時代の先輩と最近変わってきた出身講座の
伝統継承について話したことです。

伝統を従来の形で残そうとしても無理がある。
出身講座に一本の幹で残さなくとも
各人がそれぞれのポジションで、
恩師の意思を継承していけば
新しい形で講座は残っていく。


今の美輪さんの立場に当てはまるでしょうか?





Commented on 2009/03/11 Wednesday 18:58:24

by クッツ | コメント編集

Re:Re:新子三回忌
>クッツさん

>伝統を従来の形で残そうとしても無理がある。
>出身講座に一本の幹で残さなくとも
>各人がそれぞれのポジションで、
>恩師の意思を継承していけば
>新しい形で講座は残っていく。
>
>今の美輪さんの立場に当てはまるでしょうか?

ありがとうございます。
そうですね。今の自分の立場は「新子先生の心を、私のやれる範囲で私のできる限りのことをすることで伝えていく」というものだと思います。
幸い、新聞の選やネットの選の仕事や教室・講演など、私にはそういう機会が与えられている。それを生かして、これからもできるかぎり新子先生からいただいたものを、新しい人々に手渡していきたいと思っています。

Responsed on 2009/03/11 Wednesday 20:50:52

by 美輪@brownycat@管理者

Re:新子三回忌
早いものですね。
あのときは本当に美輪さんがワールドに来られるか心配したものです。
おそらく弟子思いの先生だったんでしょうね。
あのころ、少しだけ心をいやしてくれたのはジュベールの世界一と大ちゃんの銀メダルだったのかな?

以上、鼻水とくしゃみのつらいえっくすでした・・・

Commented on 2009/03/13 Friday 00:06:10

by えっくす | コメント編集

Re:Re:新子三回忌
>えっくすさん

>早いものですね。
>あのときは本当に美輪さんがワールドに来られるか心配したものです。
>おそらく弟子思いの先生だったんでしょうね。
>あのころ、少しだけ心をいやしてくれたのはジュベールの世界一と大ちゃんの銀メダルだったのかな?

どうもその節、無理を言ってチケットを確保してくれた友人はじめ、ブログ仲間のみなさんには、ご心配をおかけしましたm(__)m。
やはりあの時、ジュベと大ちゃんの大活躍を目の前で見られたことは、大きな救いでした……。
しかしあれから二年。どんどんエスカレートしていく私のスケオタぶりには、きっと新子先生もあきれておられるでしょう(爆)。……先生ごめんなさい。ちゃんと川柳もしっかりやります。差し当たりあさっての句会の投句&選がんばりまーすm(__)m

Responsed on 2009/03/13 Friday 22:59:21

by 美輪@brownycat@管理者

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プロフィール
HN:
美輪@brownycat
性別:
女性
自己紹介:
1995年阪神淡路大震災に遭う。同年、時実新子に出合い川柳をはじめる。
「川柳大学」元会員、旧公式HP管理人。
ゆうゆう夢工房」会員。
雑誌「現代川柳」編集長。
KCC(神戸新聞文化センター)川柳教室講師、朝日カルチャー芦屋教室川柳講師。
2006年8月より神戸新聞川柳壇選者。
2007年秋よりコープこうべ通信講座川柳教室講師。
2009年4月より甲南カルチャーセンター川柳教室講師。

*神戸新聞2008/1/1~7掲載「源氏物語千年紀 川柳作家とゆく須磨・明石」はこちら

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