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川柳つれづれblog

*毎日の川柳作品の他、大好きなフィギュアスケートやミステリ、本、映画、その他日々の出来事をつれづれなるままに……。

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名探偵ポワロ「マギンティ夫人は死んだ」

久しぶりにテレビの話など。

昨日偶然NHKのHPを見たら、なんとこのあとポワロさんの新作がやるって書いてあるじゃない。
やったぁ~\(^o^)/ ポワロさん!\(^o^)/ ディヴィッド・スーシェのポワロさん!\(^o^)/ しかも新作!\(^o^)/ 4作連続!\(^o^)/ やったあああ~!\(^o^)/
……そう、私はこのシリーズが大好きなのです。

しかしここ数年、いわゆるポワロさんの「新作」には、ちょっと……と思うことが。
まぁ「5匹の子豚」はいい出来のほうだったかな。途中で被害者(男)と某人物(男)が怪しい仲みたいに書かれたり、ラストで某人物がピストル振り回したりといったことを除けばね。「杉の柩」はかなり良かった。被害者役は「誰もが愛さずにいられない美人」というにはイマイチ…というか、私の好みじゃなかったけどね。「ホロー荘の殺人」も悪くなかった。過剰に性的な描写が多かったことをのぞけば……。
特にひどかったのが、「ひらいたトランプ」。……まさかあの人をあーいう扱いにしようとは……(>_<)。
そう。なんつーか、ここ数年の「新作」は、なんだか性的な描写がやたらと露骨という感じで。それも同性愛ちっくな方向に持っていくものがやたらと目立ってねえ……。
これはマープルものの「新作」にも言えること。今もLaLa TVでやってるけど、やたらと露骨な表現が出てきてげんなりする。おまけにもともとの原作にはなかった人間関係を書いたり、原作とは違った犯人を当てはめたり……。
原作大好き、原作の雰囲気を大事にする旧作大好きの私にとって、ここ最近の「新作」には、がっかりさせられ続けているのです。

そんなわけで、期待半分、不安半分で見た「マギンティ夫人は死んだ」でしたが……。

「マギンティ夫人は死んだ」
ポワロのもとに旧友のスペンス警視が訪ねてくる。ブロードヒニーという小さな村でマギンティ夫人が殺され、彼女の家に間借りしていた青年ベントリーが逮捕されて死刑判決を受ける。だが警視はベントリーが無実と考えポワロに再調査を依頼。
ブロードヒニーに着いたポワロは、偶然村に滞在中の知人の推理小説家オリヴァ夫人に遭遇。マギンティ夫人の遺品を調べたポワロは、記事が切り抜かれた新聞を発見する。(NHKホームページより)
いや~素晴らしい!(^o^)丿 今回は、原作にかなーり忠実に作られたドラマでした!\(^o^)/
登場人物も、アップワード夫人やロビンやイヴはかなり原作のイメージに近いし。ただモーリンは、私のイメージではもっとはつらつとした若さのある女優さんにやってほしかったかな。それとオリヴァ夫人も、もうちょっと垢抜けない感じにしてほしかった。でもまあ、これまでのミスキャストっぽいキャスティングに比べたら、かなりましなほうだと思います。
何より全体が「原作のムード」を壊してない。これはかなりポイント高いです!(^o^)丿
久しぶりのポワロさんでしたが、かなり満足度の高い作品でした。これなら何度もリピできます!(^o^)丿

ところで私は、個人的にこの作品が果たした役割って結構大きいんじゃないかと思ったりしてるんです。
この作品の中で、オリヴァ夫人の作品を戯曲化しよううということで、ロビン・アップワードとオリヴァ夫人がすったもんだするのね。なんとか探偵マーク・スヴェンソンを大衆受けするようにとデフォルメ(というより別人化)しようとするロビンと、絶対原作を壊してほしくないオリヴァ夫人のやりとり。

ロビン「なんでそんな嫌な奴作ったんですか?」
オリヴァ「知るもんですか。軽い気持ちで書いたら受けちゃって、そのままずーっと書いてるのよ。とにかく彼はベジタリアンで、女に興味はないの。絶対○○○なんかしないんだから!」

……これ、これまでのポワロ(&マープル)作品の映像化への痛烈な皮肉だと思ったのは、私だけ?
どうかこれからも、この流れでもって、原作の雰囲気を壊さない作品づくりを心がけていただきたいわ~(希望)。

今夜は「鳩の中の猫」。……えーと。どんな話だったっけ・・・??

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プロフィール
HN:
美輪@brownycat
性別:
女性
自己紹介:
1995年阪神淡路大震災に遭う。同年、時実新子に出合い川柳をはじめる。
「川柳大学」元会員、旧公式HP管理人。
ゆうゆう夢工房」会員。
雑誌「現代川柳」編集長。
KCC(神戸新聞文化センター)川柳教室講師、朝日カルチャー芦屋教室川柳講師。
2006年8月より神戸新聞川柳壇選者。
2007年秋よりコープこうべ通信講座川柳教室講師。
2009年4月より甲南カルチャーセンター川柳教室講師。

*神戸新聞2008/1/1~7掲載「源氏物語千年紀 川柳作家とゆく須磨・明石」はこちら

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