忍者ブログ

川柳つれづれblog

*毎日の川柳作品の他、大好きなフィギュアスケートやミステリ、本、映画、その他日々の出来事をつれづれなるままに……。

<< | 2025/02 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 | >>

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

新紙幣

どーでもいいことですが。
新札が出回りだしてすでに10日余り。未だにお目にかかっておりません。
いや、どーかなと思って、わざと銀行でお金おろしてみたり、買い物に一万円札使ってみたりしたんですが、ATMでは古いお札しか出てきませんでした(……って、私が旧札専用機と知らずに使ったせいかしら?)し、お釣りも旧札でした。
まだまだ世間(というか私のよく行く店)には、それほど新札は出回っていないみたいです。

千円札は夏目漱石から野口英世に、五千円札は新渡戸稲造から樋口一葉に変わったことは知っていた。
一万円札も、同じ福沢諭吉さんながら、新しいデザインに変わったんだってね。
しかし、同じ人物だと、新札だか旧札だか区別が付けづらくて困る。銀行のATMや切符の自動販売機なんか、「新札は使えません」とか書いてあるけど、一瞬「あれ?これどっちだ?」と悩んでしまいそう。

何年、何十年かに一度のお札のデザイン変更。「より偽造しにくくするため」に努力してるのはわかるんだけどね。
しかし、そのたびにいろいろとコストも手間もかかる。機械ひとつにしたってそうだし、慣れるまで、その新札が全国的に流布するまでは時間もかかるだろう。
私が「新札だ」と意識しないで使うようになるころには、また新しいお札が出回るようになるのかもしれないな。

ちなみに、二千円札はまったく流布しませんでしたね。
まあそりゃ無理もない。千円札で十分こと足りるのに、あっても意味ないし、未だに使える機械はほとんどない。
私の財布にも一枚、「お守り」みたいに入っています。やっぱりこのまま消えていくのかしらね。

拍手[0回]

PR

川柳2004/11/14

不戦勝

物思う秋で仔猫は帰らない
不戦勝 なんて空しい恋だろう
背中から伝わってくる拒否の二字
鈴虫はいつまで鳴いてくれるだろ
しっかりとにぎる携帯ストラップ

拍手[0回]

川柳2004/11/13

シャワー室

お食事はいかがと笑う招き猫
君を見る推理小説読むように
カナリヤの死をしっかりと見届ける
ぼんやりと過ぎ行く電車見送って
黙々と私を流すシャワー室

拍手[0回]

フィギュアスケート

今さらのように言うが、私はフィギュアスケートが大好きだ。
もちろん自分で滑れるわけもなく、見るほう専門。それもテレビ観戦のみである。
一昨年秋からケーブルテレビに加入し、NHKのBSも見られるようになった。おかげでフィギュアの番組があるたび喜んで見ては録画している。残念ながら、日本ではなかなか生放送というのがないんだけどね。
ケーブルテレビのスポーツ系チャンネルでも、冬になればスケート番組がたっぷりある。
アイスショー、グランプリシリーズ、四大陸選手権、そして世界選手権。ジュニア選手権まで見られる。
今までは、ごくごく一部しか観戦できなかった。それも日本選手が活躍する競技しか、ね。
それをたっぷり見られるとあって、この時期私は仕事がなければテレビに釘付け状態だ。

今までで一番好きな選手は、フランスの男子シングルのフィリップ・キャンデロロ選手。日本には女性ファンがすっごく多い選手だ。
お茶目で、派手で、独創的。ファンサービスもたっぷりで、エキシビションのたびに裸になって走り回る。
技術的には、ジャンプもちょっと確実性を欠くし、荒っぽいところがあると言われる。
でも、とにかく彼のスケートは、本当に「演技」というのがぴったりの滑りだった。
彼の「ダルタニアン」は、伝説に残るくらい素晴らしいフリー演技だ。何しろ、まるでフェンシングをやっているようなステップ。現在、男子シングルは「ストレートラインステップをクライマックスに持ってくる」のが定番になりつつある。でも、あの当時あれは本当に独創的で、見ていて鳥肌が立つほど素晴らしかった。
今の選手で、あれほどわくわくさせてくれる滑りを見せてくれる選手は、まだ現れない。

現在の日本女子選手はとってもレベルが高くなっている。
昨シーズンは、主要大会の金メダルを、すべて日本の選手がかっさらった。今シーズンも、恐らくかなりいい線を行くだろうと言われている。すでにNHK杯は、荒川静香選手と安藤美姫選手がワンツーフィニッシュを飾った。
来季はトリノオリンピックもある。そのプレシーズンとあって、各国の強豪が着々と力を付けている。
男子シングルも、もうちょっとがんばってほしいなあ。そして、ほかの種目も。

グランプリシリーズ中国大会は、美姫ちゃんの4位が確定。残念、もうちょっとで銅メダルだったのに。
でもこれで多分、ファイナルに進むことができるだろう。がんばれ、美姫ちゃん!

拍手[0回]

川柳2004/11/12

まだらの紅葉

臆せずにまだらの紅葉見にゆこう
早朝の電車がたごと目を覚ます
月明かり回り道して歩こうよ
かなしみを知らない顔のまねき猫
さみしくはないかと雨が降ってくる

拍手[0回]

川柳2004/11/11

箱のみかん

ごちそうを食べよう夢に見るような
じゃがいもはほくほくしあわせになろう
金木犀匂うよ嘘を飲み込んで
自己嫌悪箱のみかんはすぐ傷む
ひとつずつ夢を壊して雨が降る

拍手[0回]

川柳2004/11/10

鰐の口

あの日から開けたまんまの鰐の口
秋の空もうすぐ君に届きそう
行くあてもなしにさまよう白い蝶
いつまでも見切り発車の恋ばかり
繰り返し推理小説読む夜更け

拍手[0回]

川柳2004/11/8

星月夜

間違えてしまった道の帰り方
星月夜またもあなたを見失う
満月のあれからずっと迷い猫
ふらふらになるまで飲もう秋だもの
わたくしの中を過ぎ行く終電車

拍手[0回]

『しゃべくり探偵』

笑える本も紹介しましょうか。

ミステリ小説が大好きな私だが、どっちかというと怖がりの私は、あんまり恐くない推理小説が好きだ。だからホラーはあまり好きではない。
中でも古き良き短編ミステリが大好き。クリスティやクイーン、チェスタートンはほとんど読んだな。最近ではエドワード・D・ホックがお気に入り。
日本のミステリも捨てたものではない。有栖川有栖や泡坂妻夫、鮎川哲也に都築道夫。なかなかいい味の短編ミステリがたくさんある。
その中で、最近最も笑ったミステリはというと、黒崎緑の『しゃべくり探偵』(創元推理文庫)である。

この『しゃべくり探偵』は、ほとんど漫才か小話。
大学生のボケ・ホームズこと保住くんが、友人のツッコミ・ワトソンこと和戸くんの持ち込む難問を、ものの見事に解決するアームチェア・ディテクティブもの。しかし、その間の二人の会話が、本当に関西弁での漫才そのままなのである。いやあ、笑った笑った。
そりゃ今までも、クレイグ・ライスの酔いどれ弁護士マローンとその友人達や、クリスティのトミーとタペンス楽天家夫妻みたいに、楽しいミステリというのはあった。一部だけ取り出せば十分笑えるミステリというのもたくさんある。
だけど、ここまで徹底して、全編「笑い」で通したミステリは初めてだった。しかも、ちゃんとミステリとしての骨子は成している。そこが面白い。
本を読むのが苦手な人、退屈している人、ありきたりのミステリに飽きた人におすすめです。

拍手[0回]

川柳2004/11/7

紅葉狩り

退屈な子猫の尻尾つかまえる
アラベスク君の知らない人になる
思い切り笑おう無理のきくうちに
なにもかも忘れていいよ紅葉狩り
さみしいと言えばよかった雨上がる

拍手[0回]

カレンダー
01 2025/02 03
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28
最新コメント
*管理者がコメントに返信すると[RES有]となります。
Mie onジュネーブ珍道中2 [RES有]
(05/08)
美輪@管理人 onAOIチューリヒ公演!
(02/23)
ジエンヌ onチューリヒなう! [RES有]
(02/07)
エミリ on大ちゃん。。。
(10/15)
や・よ・い on大ちゃん。。。
(10/14)
最新TB
QRコード
広告
gooリサーチモニターに登録!

対戦花札や大富豪、カジノゲームで稼げるポイントバックサイト│ドル箱

プロフィール
HN:
美輪@brownycat
性別:
女性
自己紹介:
1995年阪神淡路大震災に遭う。同年、時実新子に出合い川柳をはじめる。
「川柳大学」元会員、旧公式HP管理人。
ゆうゆう夢工房」会員。
雑誌「現代川柳」編集長。
KCC(神戸新聞文化センター)川柳教室講師、朝日カルチャー芦屋教室川柳講師。
2006年8月より神戸新聞川柳壇選者。
2007年秋よりコープこうべ通信講座川柳教室講師。
2009年4月より甲南カルチャーセンター川柳教室講師。

*神戸新聞2008/1/1~7掲載「源氏物語千年紀 川柳作家とゆく須磨・明石」はこちら

大ちゃんのリンクを守ろう!詳しくはこちら
*リンクの再開・存続が決定しました。


大阪のリンクを守ろう! 詳しくはこちら
*存続が決定しました。今後ともご支援ご協力お願いいたします。


*ここに掲載している川柳作品・文章はすべて私のオリジナルです。著作権法に基づき、無断転載ならびに無断引用は固くお断りいたします。

*コメントはどうぞ御自由に。トラックバックは仕様により現在は受け付けられなくなっております。

*コメント書き込み後にリロードされますと、投稿がダブってしまいますのでご注意ください。コメントを読みたい方は、お手数ですがいったんブラウザを閉じるか、トップページに戻ってから改めて記事の「Comment」をクリックしてください。

*コメントの削除は管理人以外できません。削除ご希望は管理人にお申し出ください。

*メールでのご連絡はこちら

*Twitterはこちら
ついったー
カウンター
ブログ内検索
マイストア2
おすすめ川柳本のストアです。
現在のおすすめ本です。

その他の商品はこちら
BOOKS
*最近読んだ本です。


間違いの悲劇


*エラリー・クイーン最後の作品、というよりは作品のための梗概「間違いの悲劇」。これが完成した姿を見たかったですねえ……。ほかにもクイーン検察局シリーズとか、パズルクラブシリーズなどが載っていて、なかなか楽しいです♪



AMAZON




























AdminControlMenu: AdminMenu | NewEntry | EditComment | EditTrackback

忍者ブログ [PR]