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川柳つれづれblog

*毎日の川柳作品の他、大好きなフィギュアスケートやミステリ、本、映画、その他日々の出来事をつれづれなるままに……。

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川柳2004/12/11

もぐら

半分こしたら大きくなりました
次々と貨物列車が行き過ぎる
大根をおろし続けるような日々
嘘に嘘重ねて恋が冷めてゆく
掘って掘って掘ってもぐらは出られない

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川柳2004/12/9

黎明(れいめい)

半分に割られて死んだ恋心
古傷が日増しに深くなっていく
小春日の電車の揺れに身を任す
黎明を君と迎える夢を見た
じわじわと深いところへ行けそうだ

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川柳2004/12/8

オリオンの三ツ星

窓の外見慣れた景色だったのに
うらうらの陽射しにふっと騙される
眠いから眠いと言ったまでのこと
オリオンの三ツ星見上げ泣いた夜
気まぐれな天気に勝って布団干す

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川柳2004/12/7

百舌鳥(もず)の声

さみしいと言ってごらんよルリビタキ
信じれば良かった百舌鳥の呼ぶ声を
恋なんて 今日もしとしと雨が降る
待ち合わせしているふりで立ち尽くす
本当に寒くなったら考える

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デジカメ?モブログ?手帳?

私は句を「作る」ことをほとんどしない。
大会や句会の時は、題があるからある程度自分を強制して書くけれど、「作る」という意識はない。
たいていの場合、句が突然空から降ってくる。それをつかまえて、書きとめるだけだ。

手近に紙とペンがあったら、紙に書きつける。
携帯を持っていたら、自分宛のメールに書く。
パソコンに向かっているときなら、ブログに直接書く。
そうやって、浮かんだ句を書きとめる。

放っておいたら逃げていってしまう。
そういう言葉をつかまえて、かたちにする。
五・七・五。たった十七音の文芸。
小さいけれど大きな世界。私の大切な表現方法。

時間がたっぷりあっても、句は生まれない。
むしろ忙しい合間の方が、不意に句は浮かんでくる。
たとえば通勤途中の電車の中。
たとえば仕事の休憩時間。
駅で次の電車が来るまでの、ほんの2、3分。
電車内で次の駅に着くまでの、ほんの4、5分。
そういう時、不意に句が浮かんでくる。
隙間の時間は、私にとってとても大切な時間だ。

後で読み返して、「なんだこりゃ」と思うような失敗作もある。
でも、自分でも驚くほどいいもののこともある。
だから、どんな言葉でもとりあえず書きとめる。書いて、書いて、書きまくる。
私は何も考えない。ただ、浮かんだ言葉を書きとめるだけだ。
そういうとき、まるで自分が一本のペンになったような気がする。

携帯、パソコン、紙と鉛筆。
形は変わっても、私のしていることは少しも変わっていない。
ただ、書くことが好きで。ただ、いい言葉を見つけたくて。
そのためだけに私はここにいるのだ、と。そう感じる。

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川柳2004/12/6

冬の窓

水仙の黄色が今日は許せない
台風が来るよどうする赤とんぼ
ラブレター破ったような風の音
プレゼント買った数だけ幸せに
しっかりと釘づけされた冬の窓

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川柳2004/12/5

インフルエンザ

じりじりと冬の噂が迫り来る
風邪を引く油断しすぎた日向猫
静電気ビリビリ君に逢いたくて
背中から背中へ続く物語
新型のインフルエンザめく恋だ

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試験合格!

本日、WordとExcelの試験を受けた。マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト試験のExpert(旧MOUS上級)である。
この試験、受験料がバカ高いから、落ちると思ったら受けられない。つまり「これなら絶対合格出来る」という自信がないと、受ける気になれない試験だ。
かくいう私も、テキストを買い込んで練習に練習を重ね、「よし、これならいける」と思ったからこそ申し込んだ。…つもりだった。
でもね。やっぱり心配になるわけよ。ここへ来て急に模擬試験ソフトの問題だけでいいのかなあと思ったり。しかも前日だというのに同じ問題で何度もミスしたりするし。ああ、胃が痛い。
とにかく。高〜い受験料無駄にしたくない。あれだけあったら、○日分くらいの食費になるんだもん。絶対合格しなくちゃ!と、気負いまくって、試験に臨んだわけです。

結果。
両方とも無事合格致しました。バンザイ!(^O^)/…あ〜よかった…。
これでしばらくは、勉強から解放される…。とにかく、まずは祝杯を上げるとしましょう。

……で。さっそく川柳仲間と飲んだくれたわけですが。
「高いよね〜」
「でもまあ、受かってよかった!」
「で、それ何か飲むのに役に立つの?」
……いや、そういう意味では全く役に立たない資格なんですが……。
 (↑そういう役に立つ資格なんかあるんだろうか)
「とにかく美輪ちゃんががんばったってことやんな!」
「そんでまた受かったんやから、よかったよかった!」
「おめでとう!」
「えらいえらい!」
「飲もう飲もう!」

……というわけで、喜んでくれる仲間だということで。はい。幸せです。まことに。
酒というのは、よい仲間と飲むためにある、と、つくづく思った次第です。ハイ。

  乾杯乾杯それだけでいいこの日  美輪

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川柳2004/12/3

冬眠の前に

冬眠の前に好きだと言わなくちゃ
指切りを破る男の横にいる
ショーウインドウの中から笑い声
白い息私はどこにいるのだろう
忙しいふりをしている十二月

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ハウルの動く城

今日、話題のアニメ「ハウルの動く城」を観てきた。
お話としてはなかなかおもしろかった。けど、成功かどうかというと、非常に微妙だね。
美輪明宏の魔女が妖しい割に弱すぎて笑えた。倍賞千恵子のソフィーもいい。おばあさんと少女を一人でこなすなんて、さすが倍賞さん。
私のお気に入りは、火の悪魔カルシファーかな。やんちゃでバカで、でもいいとこある。
そして話題のキムタクのハウル。正直言って、キムタクがここまでやれるとは思わなかった。上映中一度も、キムタクの顔が、普段のしゃべりが、ドラマの「何を演じてもキムタク」というところがまったく出なかった。
もしかしたら、木村拓哉はドラマより声優の方が向いているのかもしれないな。

でも、確かこのアニメは、「宮崎駿監督初挑戦のラブストーリー」ということだったよなあ?
その割に、ハウルはちっとも魅力的じゃなかったんだけど。いや、見た目はかっこいいけどね。
ソフィーはいい。年を取ってもかわいいし、一生懸命だし、強い。とっても魅力的だ。
だけどハウルは? ソフィーが好きになるほど魅力的かな?……と思ってしまったりして。
二人がなぜ惹かれ合ったのか、まったくわからないしね。
ラブストーリーとしてなら「耳をすませば」の方がよっぽどいいと思うなあ。

まあ、好き嫌いはっきりわかれる映画でしょう。おそらくは。
話題だけは満点だけどね。

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プロフィール
HN:
美輪@brownycat
性別:
女性
自己紹介:
1995年阪神淡路大震災に遭う。同年、時実新子に出合い川柳をはじめる。
「川柳大学」元会員、旧公式HP管理人。
ゆうゆう夢工房」会員。
雑誌「現代川柳」編集長。
KCC(神戸新聞文化センター)川柳教室講師、朝日カルチャー芦屋教室川柳講師。
2006年8月より神戸新聞川柳壇選者。
2007年秋よりコープこうべ通信講座川柳教室講師。
2009年4月より甲南カルチャーセンター川柳教室講師。

*神戸新聞2008/1/1~7掲載「源氏物語千年紀 川柳作家とゆく須磨・明石」はこちら

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